都会へ その4

 

2月13日に東京へ出掛けました。都会へ シリーズの復活です。
受付を通ると右手に会場MAPがありました。

入口です。華やか

本日の目玉です。審査講評もあります。

これを見に来ました。世界らん展2023。看板の下にもたくさんの花が。

オーキッドゲートに向かい、らんの小道にらんの谷、そしてらんの森を通ります。花園ですね、上の段まで花で埋め尽くされています。携帯やカメラで写真を撮る人でごった返しており、当方もその一人。すみません前を開けてくださいと心の中で叫びます。

黄色と白の競演。白はファレノプシス、お祝い花として目立ちますね。

地味ですが唇弁がユニークな形でファンの多いパフィオペディラム

カトレアはピンク系の王様でしょうか、明るく目立ちます。

受賞コーナーにやってきました。

日本原産の東洋ラン、シンビジウムの一種シュンランです。品種名は「満月」、銘品ですね。装飾鉢に植えられています。

同じくシンビジウムの洋ラン、東洋ランより草姿も花も大きいですね。花数も多い。品種名は「キヌエ」、多分これも銘品なのでしょうね。

葉に見事な虎斑が入っています。柄物と言われるグループで、品種は守門山。これも銘品のようです。

アメリカ蘭協会特別賞のシュンラン。きれいな赤花です。鉢の色合いと見事にマッチしています。特別賞の大型グラスに描かれているのは何のランでしょうか、富貴蘭?。このグラスも良いです。欲しいな。

濃色のファレノプシス。草姿とのバランスも良いですね。

これが本年度の最高賞の実物です。花形や色あいが素晴らしいとのことです。当方の腕のせいか、写真写りが良くありませんでしたが、実物は迫力ありました。

惜しくも受賞できなかった審査花のコーナーも見ました。これは、大賞花と同じパフィオペディラム属の花。なかなか良い花だと思いますが。

多様なパフィオペディラム属の花。

すっきりした黒花、遠くからも目立ちます。

デンドロビューム属のコーナー。奥にひときわ背の高いものがありました。

縮れた花、変わっていますね。これもデンドロビューム属ですか。へーです。

ファレノプシス属、花がまとまって咲き、草姿とのバランスも良い。こういうの好きです。

シンビジウム属。奥の渋いピンク花、ちょっと目立って良いです。

直立するオンシジウム属の花の数々、どういう目標で改良されているのかな。

デンドロビウム属の東洋ラン、長生蘭。花物とともに柄物もあります。小型ですね、装飾鉢がカッコいい。

富貴蘭です。これはバンダ属の一種だそうです。よく見かける洋ランのバンダは違う花形ですが、こういうバンダもあるんですね。(後でネットで調べたら、富貴蘭に似た花形のバンダも確かにありました。知識不足に涙) ただ柄物もあるのは日本ならではでしょうか。

当方が結構長い間凝っていたエビネ属。開花していたのは右端のトクノシマエビネだけでした。柄物は大型ですね。エビネは洋ランなのか東洋ランなのか、微妙です。

会場にはフラワーデザイン賞のコーナーもありました。きれいです。

審査の流れもひっそりと表示されていました。

マーケットエリアにも行ってみました。日本大賞のパフィオペディラムを出品したお店です。正面にいっぱいありますね。

シュンランを中心とした東洋ランのお店です。

 

エビネのお店、交配実生を扱っているようです。昔だったら当方相当食いついていました。

 

青いファレノプシス、実物を見たのは初めて、鮮明な濃い青紫色です。

 

 

説明もありました。ブルージーンという品種名で、遺伝子組み換えでつくりましたとのことです。花の場合は、遺伝子組み換えでも国内で販売できるんですね。青いバラも既に販売され大人気になっているそうです。

 

デルフィニウムやユーストマ等、ラン以外の花もありました。別に開催されたJapan Flower Selection(JFS)の入賞花もあるそうです。 品種改良が進んでいますね。

 

よみうりランドの花も展示されています。

 

これは何、面白い。

NHKの趣味の園芸からのコーナーです。

監修者はこの人、滝藤賢一さんです。

新感覚ですね、なるほど。

多肉植物もありました。

展覧を終了し外に出ました。普段の入り口が出口になっています。近くのレストランで食事をし、帰途につきました。花で満腹の一日となりました。大満足です。

公式グッズの購入品です。左はチョコレート菓子、右はクリアファイルです。

会場でのパンフレット類は意外に少なく、持ち帰りはこれだけでした。エビネの展示会は出来たら行ってみたいですね。

 

<まとめ>

いろいろな花に目移りするばかりの展覧会でした。

洋ランは花が華麗で美しい。ただ、草姿や葉模様はあまり重視されていないようだ。
それに対し、東洋ランは、花はやや地味で、それほど目立たないものが多い。
一方、コンパクトにまとまった草姿や葉の柄模様等にも鑑賞価値があり、花とのバランスが良くじっくりと見続けられる奥深さ、幽玄の美がある。
鉢にも配慮され、全体美を追求しているように感じられる。

そんな感想を持ちました。少し東洋ランに肩を持ちすぎていますかね、確かにじっくりと眺めているお客様は東洋ランコーナーには少なかったのが実情でした。
いずれにせよ洋ランと東洋ランが一同に会することで、新たな視点や動きが両方の世界にもたらされつつあるのかなと思いました。

ちなみにお土産のクリアファイルにのっていた歴代日本大賞受賞花(計33)の内訳ですが、
パフィオペディラム属9、デンドロビューム属7、リカステ属3がトップ3
ファレノプシス属2、その他12でした。
よく見かけるシンビジウム、カトレアは各1で意外な感じです。
仕事花(業務用)と趣味の花では、嗜好がはっきり分かれているんですね。
洋ランの中では、独特の花姿とシックな花色や模様で東洋ランにも通じるところのあるパフィオペディラム、当方も好みです。

以上、久し振りの都会にて でした。

2023年02月25日