現地訪問で思ったこと その1(Fさん宅にて)

11月14日に八街市の生産者3名の皆様のもとに、レンタカーで訪問しました。大雨で自家用車の被害を受けてから、久し振りの遠出です。
まず前日に問合せと面談依頼をいただいたFさん宅から。
「愛の香り」の新聞記事とこのWEBサイトを見て興味をもった、直接会って特性等の説明を受けたい、もしできたら来年試作してみたいが種子を分譲いただけるのか知りたいというのがFさんのご要望の内容でした。
小生から問合せへの感謝を述べるとともに、来年3月上旬頃に販売準備ができ次第、本WEBサイトでお知らせするとともに、Fさんも含め問合せいただいた方には個別に連絡する旨をお伝えしました。
Fさんからは、有機栽培を主体とした経営の概要や落花生への取り組みをお話しいただいた後、「愛の香り」と「おおまさり」の特性の違い等について熱心に質問をいただきました。
その中で、発芽の話があり、「愛の香り」はどうか、「おおまさり」では当初発芽が悪いので2粒撒きするよう県のパンフレットに書いてあったが、という説明がありました。
実は「愛の香り」は、本年度の発芽があまり良くなかったのですが、それは昨年度採種圃での灌水時期が遅れて幼芽褐変症が発生したためと考えていること、そして本年度はこの反省を踏まえ、梅雨明け早期から複数回の灌水を行って幼芽褐変症の防止を図っていること等を小生から説明しました。納得はいただいたようですが、早期の発芽試験等でそれを確認し、対応方針を決めておく必要があると思いました。
雑談をした後、おいとまの準備に、その際サンプルだからと入って郷の香の煎り莢加工品をおみやげにいただきました。写真にあるように八街市のイメージキャラクター(ピーちゃん、ナッちゃん)がプリントされた可愛い袋に入っています。どこで加工したんですかと質問したら知り合いの農家さんだとか。ちゃんとした加工施設を持っているとのことで、将来小生も利用させてくれますかねと言ったら、その時になったら紹介しても良いですよと言ってくださいました。そうなる時がくるかもしれないと思いながら、お礼とお別れの挨拶をして、次のFU氏のお宅へ向かいました。FU氏でのお話は次の「現地訪問で思ったこと その2」で紹介します。請うご期待(少し)!。

以上が、現地訪問その1の内容です。ルポ下手悪しからず、ご容赦を。
Fさんの煎り莢、帰って家で食べたら香ばしくおいしい!、良く加工されていました。農家さんの加工施設、とても期待できます!!。

2019年11月16日